今回は、転職活動の面接の時は、過去の意思決定が自分を救うというお話をします。
私は転職活動で、7社中5社から内定をいただきました。ですが大学生の時の就職活動では、内定は20社中1社だけでした。
ちなみに国立大卒で、授業料免除を受けられるくらいには成績は良かった方でした。
それにもかかわらず、なぜ就職活動は大失敗したのか?
それは、過去の自分は何も意思決定していなく、どうしようもないアホだったからです。
ですので今回の記事を読んでいただいているあなたには、私と同じ過ちを繰り返さなくて済むようにお伝えしたいと思います。
絶対にやってはいけないことはたった1つだけ

それは、「過去の選択や意思決定を捻じ曲げること」です。単純にウソをつくことですね。
と思うかもしれませんが、実は気づかないうちにやってしまっていることなんですよね…。
なぜなら、面接で自分を高く評価してもらいたい気持ちが先行してしまうからです。
この現象は、今までの仕事でどのようなことをやってきたか?について質問された時についやってしまいがちなんですよ。
面接では、無意識のうちにウソをついてしまいがち

たとえば面接官からこんな風に聞かれたとします。
あなたなら、どう答えるでしょうか?ここでやりがちなのが、経歴を美化して伝えることです。
つまり、実態とかけ離れていることを言ってしまう可能性があるんです。それが面接という場の雰囲気なんです。
過去の選択や意思決定を、捻じ曲げてしまう

たとえば前職が営業スタッフだったら、成績や売り上げなどをアピールするかと思います。
その時に、本来の成績よりも上の成績を言いたくなるのが人間の性というものです。
仮にこんな風に言ったとしましょう。
ですが実情は…
もちろんこれだけなら問題なさそうですよね。でも面接官はそんなに甘くありません。普通はその返答を深掘りしてきます。
たとえば以下のような感じで聞かれたりします。
他にもたくさんの切り口で聞いてきます。それも2,3回くらい深掘りされますね。
もうお気づきかと思いますが、たった1回少し話を盛っただけで、その後の質問に対する返答がとてもしににくなるのは明白です。
なぜなら過去は変えられないからです。
そして面接という場で、1つのウソを真実にするようストーリーを考えながら話すなんて芸当は、ほぼ無理ゲーです。
それができたらある意味で才能があるので、逆にその能力を買われそうですけどね(笑)
つまり面接では、自分を良く見せようとしてしまうがために、過去の選択や意思決定を無意識のうちに捻じ曲げてしまうことが多々あるのです。
過去の意思決定の積み重ねが、未来の自分を救う

転職活動の面接でほぼ聞かれるのは、前職や現職の経歴と、具体的な仕事内容についてです。
面接官が上記のことを聞く意図は、「うちの会社でどんな活躍をしてくれるか?」という再現性があるかどうかを知りたいからです。
それをアピールするためには、過去の選択や意思決定が必要になります。
ですので、いくら過去にすごい実績があったとしても、大事なのはそこじゃないんです。
本当に大事なことは、過去にどう考えてどのように実行してきたのか。この選択と意思決定の蓄積量や質です。
だから、今から転職したいと思っている方は、自分が過去に何をどう選択して実行してきたかを思い出してみましょう。
すると転職活動でアピールするために、何をどう伝えられるかが見えてくるはずですよ。
まとめ
最後に今回の内容をまとめます。
・転職活動の面接で絶対にやってはいけないことは、過去の選択や意思決定を捻じ曲げること
・企業はあなたの経歴を深掘りすることで、自社でどう活躍するかの再現性の有無を見ている
・転職したいなら、今の仕事で明確な理由をもった上での選択や意思決定を行いましょう
未来の自分を形成するのは、過去に何をどう積み重ねてきたかで決まります。
いくら転職活動のためにノウハウやテクニックを駆使しても、たかが知れています。
大切なのは、今の仕事にどう取り組むかです。
その選択や意思決定の積み重ねが、未来の自分をきっと救ってくれますよ。
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